WEBデザイナーになるために資格取得は必要か
WEBデザイナーを職業とするためには、WEBサイト制作に関する専門的な知識が必要になってきますが、デザイン会社に就職を希望している場合には、検定資格を取得することによる優位性はそれほどないといえます。WEBサイトを作成する際のデザインセンスなどは、仕事の現場で徐々に身に付いてくるので、検定資格を持っているからといって、クライアントの要望を満たすWEBサイトを作れるとは限りません。
もちろん、資格を持つことによって専門知識が身に付くので無駄にはなりませんが、あくまで資格取得は、自分の持つ能力を証明する手段のひとつとして考えておいたほうが良いでしょう。また、WEB関連の資格には様々な種類が存在しています。国家資格であるWEBデザイン技能検定では、筆記及び実技試験があり、合格することによって、WEBデザイン技能士と名乗ることができます。
その他にも、HTMLやCSSを正確に書くことができて、WEBサイトのデザイン能力を示すことのできるWEBクリエイター能力認定試験や、WEBサイトの集客力を向上させWEBマーケティングスキルを証明することのできるWEB解析士認定試験などを受けることによって、資格を取ることができます。デザイン会社によっては、こうした資格を持っていることにより優遇されるケースもありますが、上述の通り、資格を重視しているデザイン会社は多くないのが現状です。
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